マイトリ

マイトリ公式instaglam

Supporters Report Hong Kong

香港

ノスタルジック香港で美女気分に浸る旅。甲斐美也子さんの香港レポート

ノスタルジック香港で美女気分に浸る旅。甲斐美也子さんの香港レポート

香港在住ジャーナリスト、メディアコーディネーターの甲斐美也子です。東西新旧、すべてが混ざり合った香港ならではのノスタルジックな雰囲気の中、時には地元色たっぷりに、時にはスタイリッシュに。二つの顔を持つ美女気分に浸れる、とっておきのスポットを紹介します。

※2018年7月31日現在の情報です。

【1】赤いドアの向こうに潜む妖艶なバーで、大人のジントニックタイム

 

外から見てもまったく分からない隠れ家バーが流行中の香港。

 

その草分け的存在が、古い卓球場だったスペースを改装したジン専門バー、Ping Pong 129(ピンポン129)。

 

「え? ここがそうなの?」

 

少し緊張しながら、赤いドアを開けてドキドキしながら中に入って、階段を降りていくと、突然目の前に広がる、天井が高~い空間に胸がときめくのです。

 

 

レトロなインテリアに、卓球場の名残である「体を鍛えましょう」という赤いネオンサインが、いたずらっぽくきらめいて。

 

まるで、一世を風靡したウォン・カーウォイ監督の映画の世界を思わせる雰囲気に、うっとり。

 

ここに集まる、スタイリッシュなお客さんウォッチングも楽しいですよ。

 

 

スペイン人オーナーが集めた世界のジンが110種類以上あり、トニックウォーターも15種類以上。

 

そこから生まれる深みのある美味しさと、バラエティの豊かさが素晴らしいのです。

 

これがあのいつものジントニック? と驚かれるかもしれません!

 

 

日本から来たメディアの方を案内すると、皆さん、ここに惚れ込んでしまうんです。

 

そんな魅力あふれる大人のバーに、足を踏み入れてみませんか?

 

香港のバーはとてもフレンドリーですし、治安もいいので、普段バーに行き慣れない人でも、安心してナイトライフを楽しんでいただけます。

 

 Ping Pong 129 Gintoneria(ピンポン129 ジントネリア)

 住所:129 Second Street, L/G Nam Cheong House, Sai Ying Pung, Hong Kong
 TEL:852-9835-5061
 無休
 URL:http://www.pingpong129.com/

 

 

【2】ワイワイ、ガヤガヤ。ワゴン式点心で1日を元気に始める朝飲茶

 

香港に来たら一度は試して欲しい、地元の方達に混ざっての朝飲茶。

 

一人で新聞を読みながら、中国茶を飲んで点心をつつくおじいちゃん、おしゃべりに花が咲くおばあちゃん。

 

テーブルの間をおばちゃんが押すワゴンが行き交う、最近では珍しくなった昔ながらの飲茶屋さんのスタイルが、この蓮香居(リンホンコイ)では楽しめます。

 

 

お目当ての点心が来るまで、席で待ってもいいですが、お勧めはワゴンまで行って、籠の蓋を開けて中身を見せてもらって選ぶこと。

 

必ずテーブルにある伝票を持って行ってください。

 

おばちゃんが、選んだ点心のタイプに合わせてハンコを押してくれます。

 

蒸籠は使い込まれてボロボロですが、素朴な点心はすべてお店の中で手作りされています。

 

例えば、焼売に使う豚挽肉は、切り身を包丁で細かくミンチにするなど、昔ながらの製法を大切にしているので、食べるとホンワカ心が温まる気がします。

 

 

数ある飲茶屋さんの中でも、この店を私がよくお勧めするのは、食べものの美味しさに加えて、地元の常連に愛されつつ、観光客も多いので敷居が高くなくて、誰でも入りやすく、店が広いので席も見つけやすいから。

 

そして一人50香港ドルくらいから楽しめて、お財布に優しい手頃価格であるのも嬉しいところ。

 

相席が当たり前なこのお店、隣に座った香港人のおばあちゃんが、「こうやって食べるのよ」「これ美味しいのよ」と身振り手振りで教えてくれたりすることもよくあります。

 

広東語が分からなくても、何となく通じる香港の方達の温かさと人懐っこさが、香港の大きな魅力でもあるのです。

 

賑やかでほのぼのしたローカル香港を、胃から楽しめるお店です。

  蓮香居(リンホンコイ)

 住所:46-50 Des Voeux Road West, Sheung Wan, Hong Kong
 TEL:852-2156-9328
 無休                                         

【3】香港への愛がたっぷりこもったカフェで、ゆるりとコーヒーブレイク

 

東洋と西洋。伝統と最先端。「Halfway」とは、その狭間にある香港をイメージした言葉。

 

そんな思いを込めで名付けたカフェ、Halfway Coffee(ハーフウェイ・コーヒー)を始めたトミーさんは、地元香港への愛に溢れる、バリスタにしてビンテージ食器コレクター。

 

 

トミーさんが集めたビンテージカップは、かつて香港の陶磁器産業が隆盛を誇ったころのもの。

 

食器達の美しさと美味しいコーヒーのアロマが醸し出す、おっとりとしたハーモニーに惹かれる人が途絶えることなく訪れて、たちまち大人気カフェになりました。

 

 

店全体に手作り感が溢れています。

 

例えば外の看板は、近所の古いトタン屋さんに作ってもらったもの。

 

一杯ずつ心を込めてトミーさんが入れるコーヒーを飲みながら、思い思いの時間を過ごせます。

 

 

  Halfway Coffee(ハーフウェイ・コーヒー)

 住所:12 Tung Street, Sheung Wan, Hong Kong
 TEL:852-9511-7197
 無休
 URL:https://www.instagram.com/halfwaycoffee/
        

 

 

 

【4】リピーター多数! 街歩きが楽しい香港ウエストサイドのホテルで快適ステイ

 

ノスタルジックな香港を満喫するのにお勧めのエリアが、地下鉄であるMTRの駅が2015年に開通したばかりの、西営盤駅や香港大学駅がある香港島の西側。

 

タイムスリップしたような老舗や、ローカルの名店が並ぶ中に、ピンポン129のような素敵なバーや、スタイリッシュなカフェが隠れていたりして、ハイ&ロー、オールド&ニューを散歩するだけで楽しめるのです。

 

そんなエリアにあるホテル ジェン香港は、世界中から訪れるリピーターが多数いる人気ホテル。

 

カジュアルでシンプルながら、清潔で設備が整っていて、お得感がたっぷりあるのです。

 

 

実はこのホテル、最高級ホテルチェーンのシャングリ・ラ・グループに属している、と聞くと、ここで覚える安心感に納得が行くはず。

 

客室はシンプルで清潔感溢れるインテリア。

 

ダブルベッドを簡単にツインベッドに変えられるようにデザインされているなど、女子旅にも便利な造り。

 

船が行き交うビクトリアハーバー側の眺めはもちろんですが、香港大学などの建物が並ぶ街並みを眺める、タウンビューも味わいがあります。

 

 

香港大学駅のすぐ横という絶好のロケーションで、周辺の注目スポットはもちろん、MTRを使えば、香港中どこにでもアクセスが良いのも嬉しいところ。

 

ホテル内のレストラン「カフェ・マラッカ」は、カジュアルなマレーシア料理店。

 

味にこだわるシャングリ・ラ系列らしく、香港のマレーシア大使館員がMTRに乗ってランチを食べにやって来るという本格派。

 

名物メニューは、香港でもファンが多いドリアンをたっぷり使ったプリンなのです。

 

 

好き嫌いがはっきり分かれるドリアン、私は普段、あの匂いは強烈すぎて苦手と思っていたものの、これは意外とするりと食べられました。

 

怖いもの見たさ(食べたさ?)で、ぜひ挑戦してみてください。

 

 ホテル ジェン 香港の詳細はコチラから▶ 

【5】歴史の生き証人でもある手描き食器工房で、お気に入り発掘に燃える!


   

かつてはヨーロッパへの輸出を中心にした陶磁器産業のメッカだった香港。

 

残念ながら今ではすっかり衰退してしまい、最後に残った工房がこの粵東磁廠(ユードン・チャイナワークス)。

 

郊外にある、倉庫などに使われる工業ビルの中に面白い店があるのも、実は香港らしい一面。

 

粵東磁廠もそんな一つで、「ここにそんな店があるの?」とドキドキしながら入っていくと、とにかくどこまでも続く、無造作に積み上げられた食器の山にびっくりするばかり。

 

 

お土産に人気があるのが、持ち運びやすくて、20香港ドル前後と手頃な醤油皿やレンゲです。

 

さまざまな柄がある中、有名なのは「コーラルクレスト」と呼ばれる赤い花柄。

 

実はこれ、かつてペニンシュラ香港から注文を受けて、粵東磁廠がデザインした柄なのです。

 

今でもペニンシュラの客室で、この柄の茶器が使われているんですよ。

 

 

工房の奥には、黙々と手描きで柄を入れる職人さんたちの作業風景も見られます。

 

高齢化した職人さん達の後継者がいないことが、オーナーの悩みの種。

 

そんな話題が、香港のメディアでもよく取り上げられています。

 

 

歴史のある背景にも思いを馳せつつ、所狭しと積み上げられた食器の山にぶつからないように冷や冷やしながら、お気に入りの一品を探すのがたまらなく楽しいひとときなのです。

 

ほとんどが新しくて丈夫な食器ですが、オーナーがいるいちばん奥には、ハーフウェイ・コーヒーにあるような繊細なビンテージも置かれています。

 

実は前回とりあげたオールド・ベイリーの食器も、こちらで作られているものが多いのです。

 

 

支払いは現金のみ。持ち帰るのが大変な場合は、日本への送付もできるので、自宅に帰ってからこちらの食器で食事やお茶をして、香港の思い出に浸るのも格別です。

粵東磁廠(ユードン・チャイナワークス)

住所:Unit 1-3, 3/F., Kowloon Bay Industrial Centre,15 Wang Hoi Road, Kowloon Bay,Kowloon, Hong Kong 
TEL:852-2796-1125
無休
URL:http://www.porcelainware.com.hk                           

 

JTBで香港へ行くなら!▶

この記事を書いた人

甲斐美也子(ジャーナリスト、ブロガー、メディアコーディネーター)

元女性誌編集者。2006年より香港在住。フィガロ・ジャポン、anan、Hanakoなどの女性誌を中心に、香港の最新スポットを紹介する記事の執筆やコーディネイトを行うほか、個人ブログ「香港ときどきマカオ」も好評更新中。2018年4月にはブログ記事をまとめた電子書籍を出版。その書籍版を講談社より年内出版予定。

香港政府観光局「Old Town Central」アンバサダーのほか、バーアワードの審査員など、多彩な活動も行っている。

ブログ:香港ときどきマカオ フィガロ・ジャポン公式ブログ「かぐわしきみなと通信」 キャセイパシフィック航空香港スタイル「粋」

電子書籍:「香港ときどきマカオ Vol. 1: 香港在住ジャーナリストが出会った美味しいもの、素敵な人たち、そして日々のつれづれ」

Instagram: @miyakokai

 

top