マイトリ

マイトリ公式instaglam

JTB

Supporters Report Hong Kong

香港

魅力溢れる新顔、Rosewood Hong KongとK11 Musea。甲斐美也子さんの香港レポート

魅力溢れる新顔、Rosewood Hong KongとK11 Musea。甲斐美也子さんの香港レポート

香港在住ジャーナリスト、メディアコーディネーターの甲斐美也子です。最新スポットというと香港島に偏りがちな中、2019年には九龍半島側の尖沙咀に、
あっと驚くほどの最先端で素敵なスポットが登場しています。

今回ご紹介する、ビクトリアハーバーに面した最新ホテルRosewood Hong Kong(ローズウッド香港)ショッピングモールを中心にした複合施設K11 Musea(K11ミュージア)で、新世代のラグジュアリーを体験しましょう。

【1】Rosewood Hong Kongで羨望のステイケーション

2019年3月にオープンしたRosewood Hong Kongは、今まで見たことのないようなスケールのウルトララグジュアリーホテルです。

大富豪の高層邸宅をイメージしているため、プライベート感のある奥まったエントランスでは、巨匠ヘンリー・ムーアの屋外彫刻が迎えてくれます。

美術館レベルのアート作品がいたるところにあり、ロビー階には、インドの現代彫刻家バーティ・カーによる、とてもリアルな眠る象の彫刻が
このホテルの名物として置かれています。

最高級だからって、ツンツンしていなくて、フレンドリーでどこかお茶目。

これは香港の高級ホテルらしいところでもありますが、Rosewood Hong Kongでは、そのレベルが一段飛び抜けています。

ここのスタッフは、生まれつき人を楽しませたい、おもてなししたくてたまらない、というような人ばかり。

邸宅気分を味えるよう、客室にも、ホテルにいることを思い出させるものが一切目に付かないように工夫されています。

たとえばリモコンやホテル案内もこんな風にさりげなく。

あえて少しゆるめのデザインのクッションが並べられた、座り心地のいいファブリック製ソファ、香港のアーティストによるアート作品の数々、
造形美を味わえる家具や設備の見事さ。

 

ハーバービューの客室であれば、香港最高の景色を独り占めできます。

壁紙にロロ・ピアーナの布地が使われていたりするなど、飛び抜けて豪華ながら、これよみがしではなく端正。

ギラギラ飾らなくても、格の高さが伝わって来るのです。

 

このウルトララグジュアリーなホテルを含めた世界で28軒あるローズウッド・ホテルズ&リゾートのCEOは、何と30代の知的な美女、ソニア・チャンさん。

このエリア一体の地主であり、香港有数のコングロマリット、ニューワールドグループ創業者の孫娘で、ハーバード大出身の才媛です。

いまホテルが建つエリアで生まれ育ったソニアさん。ホテルの至るところに、生まれ故郷・香港と尖沙咀への深い思いを込めて作られています。

今どきのラグジュアリーに欠かせないのが、エコ意識の高さ。

プラスチックの使用を最小限に抑えていて、シャンプーなどのアメニティーもすべてガラス瓶か木製などのエコ素材。

ドライヤーがダイソンのスーパーソニックだったりするのも最新ホテルらしいところ。

実はこちらのホテル、ペットフリーで、愛犬のためのベッドやルームサービスも完備しているんです。

在住者向けではありますが、ホテルの姿勢がうかがえて好感が持てるコンセプトですね。

こちらは香港在住の人気者、柴犬四姉妹(@yokokikuchi_ks)が滞在したときの写真です!!

ワンコたちもウキウキと寛いでいますね。

ウルトララグジュアリーな体験は、客室以外のエリアで、ますますパワーアップしてきます。

宿泊者専用スイミングプールは、ビクトリアハーバーに向かって溶け込むような、インフィニティースタイル。

プールサイドに到着すると、なんと日焼け止めや日焼け後のクリームと、スタッフ呼び出し用のブザーが渡されるなど、至れり尽くせり。

ちょっと温泉気分で息子達と!

同じく宿泊者専用ジムでは、無料で受けられるレッスンやパーソナルトレーニングが充実。

早朝からのクラスもありますから、お出かけ前に一汗かいてはいかがですか。

写真は「HIIT」と呼ばれる、最先端トレーニングのクラス。

レベルに合わせて指導してくれるので、初心者でも安心です。

せっかく宿泊するなら、ぜひ奮発して利用して欲しいのが40階にある24時間オープンしているマナークラブ。

スイート宿泊者か、追加料金で利用可能になります。

何しろ、一日中、軽食や午後のスイーツ、ソフトドリンクなど、好きなだけ利用できて、いずれも一流の味。

日本人宿泊者に評判なのが、朝食に出てくるボルディエのヨーグルト!

マンゴーやココナッツなどさまざまなフレーバーがあって、フレッシュな味わい。

もちろんクロワッサンなどのベーカリーや香港名物のパイナップルパン、シェフが目の前で仕上げてくれる雲呑麺など、レストランに行かなくても、
ここだけで満足してしまいそうな美味揃い。

マナークラブにはビリヤードなどの設備があります。インテリアも夜景も美しくて圧巻です。

こちらのスタッフは、ゲストの顔や好みを一生懸命に覚えようとして、行く度に声をかけてくれるので、嬉しくなります。

女性スタッフが着ている柔らかいレザーの制服は、自分も欲しくなるようなデザインです。

宿泊者以外の方にも人気を集めているのが、館内のレストランやバー。

いずれも、最高品質の食材や調理と豪華なインテリアでありながら、敷居が低くて価格も意外と手頃に抑えています。

地元の人が頻繁に通えるようにというソニアさんの意向なのだそうです。

点心や叉焼豚が評判の広東料理店Legacy House(レガシーハウス)。

創業者一族に所縁がある「順徳」というエリアの料理も揃えていますので、ひと味違う風味も楽しめます。

香港のローカルレストランである「茶餐廳」を、ローズウッド風に豪華にアレンジしたのがHolts Café(ホルツカフェ)。

ローカルフードからハイナンチキンライス、パスタ、ステーキなど、誰もが好物を見つけられるはず。

九龍側では今までなかったトップレベルのバーがDarkside(ダークサイド)。

生演奏を聴きながら、クリエイティブなカクテルと、上質なチョコレートもたっぷり楽しめて、地元のスタイリッシュな若者が集まる店になっています。

そして香港の華といえばアフタヌーンティー!

ダミアン・ハーストのアートに囲まれたButterfly Room(バタフライルーム)で供されるのは、一般的な三段トレーなどとはひと味違うスタイル。

コース料理風に、さまざまなセイボリーとスイーツが一品ずつテーブルにサーブされます。

その後には、極上のスイーツ満載のトローリーがテーブルにやって来ます。

ここにある名物スイーツが、その名も「バタフライキス」。

優しく味付けしたマシュマロをチョコでコーティングしていて、口の中でふわっと溶けていくのです。

観光で一日中外を歩き回るのもいいけれど、たまにはじっくりホテルステイを楽しんでみたくなる、特別なホテルです。

 

▶︎JTBで宿泊するなら

 


<データ>

Rosewood Hong Kong(ローズウッド香港)

住所:Victoria Dockside, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui

TEL:852 3891 8888

URL:https://www.rosewoodhotels.com/en/hong-kong


 

【2】アートに囲まれたダイナミックなショッピングモールの進化系「K11 Musea」

3年間工事が続いていたビクトリアハーバー沿いのプロムナード改装が終わり、2019 年8月にRosewood Hong Kongの隣にオープンしたのが、
最新ショッピングモールのK11 Musea。

K11 Museaは、エイドリアン・チャンさんが10年の準備期間を経て完成させた情熱の結晶。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アートのインスピレーションの源になる「ミューズ」と「ミュージアム」を由来とする名前から連想できるように、館内にはアジアの注目アーティストの作品がいたるところに配されていて、ショッピングモールであると同時に一流の現代美術館でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


こちらはタイの新鋭アーティスト、Korakrit Arunanondchaiの作品。


スケールの大きさがうかがえるのが、モールの中心にある吹き抜けエリアのOpera Theatre(オペラシアター)。

世界的有名建築事務所と香港若手アーティストがコラボすることで、斬新なアイデアが次々に形になったというこのデザイン。

宇宙空間のようでいて温かみにあふれているのは、実はすべてのアルミ製パネルをすべて手作業で、木目に見えるようにペイントし、曲線を描くように形成しているから。

この吹き抜け下にあるArtisan Lounge(アルチザンラウンジ)では、インテリアと一体化したデザインのアフタヌーンティーがさっそく地元女子に人気を集めています。


もちろんショッピングモールの華は、現在は全5階分にまたがるショップ群。

地下1階はビューティー、地上階と1階には最高級ラグジュリーブランド、2階はコンテンポラリーファッション、3階はカジュアル&スポーティーで、
地下2階は、Donuts Playhouse(ドーナッツプレイハウス)というプレイエリア、キッズ向けショップなどを含めファミリー向けエリア。

階ごとに個性に合わせてまったく違うデザインになっていて、たとえば下の写真のように、カジュアルな3階なら、多数のアーティストを放流して、
好きに描かせたというストリートアートに埋め尽くされています。

香港でおなじみのブランドでも、「他の支店にはない、K11 Musea店だけの個性が必ずあること」を入居の条件にしたというのに納得する目新しさがあります。

最注目は、1階にあるアジア唯一のMoMaミュージアムストアであるMOMA Design Store(MOMAデザインストア)。
アートを楽しく生活の一部にできるユニークなアイテムが見つかります。

2階にある香港発の人気セレクトショップKapok(カポック)では、Future  Classicと名付けたオリジナルラインがたっぷり。

実はここには、筆者の著書も置いてあるので、探して見てください。

エレベーターのボタンもこんな楽しいデザインに。

館内冒険が楽しいこと請け合いです。

 

ルーフトップガーデンにある滑り台は、デンマークのOle Barslund Nielsenbの手によるもので、見事な造形にうっとり。

こんな設備を作り上げたエイドリアンさんってどんな人だろうと思った方、同じ作者による10mの人形のモデルが、彼本人なのだそうですよ!

K11 Museaは、2階でローズウッド香港と接続しています。

それぞれ徹底したこだわりで、尖沙咀に新しい生命を吹き込んだ、チャン兄妹の情熱の結晶であるRosewood Hong KongとK11 Musea、
ぜひじっくり体験してみてください。

 


<データ>

K11 Musea(K11 ミュージア)

住所:Victoria Dockside, 18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui

営業時間:10:00~23:00

TEL:852-3892-3890

無休

URL: https://www.k11musea.com/


※2019年9月19日現在の情報です。 ※画像はイメージです。

 

▶︎JTBで香港へ行くなら

 

この記事を書いた人

甲斐美也子(ジャーナリスト、ブロガー、メディアコーディネーター)

元女性誌編集者。2006年より香港在住。

フィガロ・ジャポン、ananなどの女性誌を中心に、香港の最新スポットを紹介する記事の執筆やコーディネイトを行うほか、個人ブログ「香港ときどきマカオ」も好評更新中。

2019年4月には広東美食、最先端バー、国際的なレストラン、ショップ、スパ、ギャラリー、ホテルなどを紹介した『週末香港大人手帖』(講談社)を出版。

香港政府観光局「Old Town Central」アンバサダーのほか、バーアワードの審査員など、多彩な活動も行っている。

ブログ:香港ときどきマカオ フィガロ・ジャポン公式ブログ「かぐわしきみなと通信」 
書籍:『週末香港大人手帖』
Instagram: @miyakokai

top